お知らせ

『経営目線の人事制度設計と運用セミナー』資料公開のお知らせ

本日の記事では、先日行われた『経営目線の人事制度設計と運用セミナー』の内容を、ポイントをまとめた形でご紹介します。

登壇者紹介


キャンバス社会保険労務士法人
創業者兼顧問
五味田 匡功

代表社会保険労務士
西澤 秀成

セミナー内容


テーマ①
~人口動態、経済動向を正しく理解する~

このテーマでは、人口動態や経済動向がこの数十年でどう変化しているかを話しました。なぜかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、このようなマクロ環境の変化が非常にビジネスに大きな影響を与え、その結果この後お話するテーマ②につながるからです。


テーマ②
~年功序列→成果主義→ジョブ型~

このテーマでは以前の年功序列主義からジョブ型主義への変遷と、人事評価のそもそもの目的をお話しました。
20年くらい前までは、完全な成果主義を取り入れる企業も多くの業種で見られましたが、最近ではほとんど見受けられなくなりました。また、ジョブ型雇用を行なうためにはやらなくてはいけないプロセスやそもそものマネジメント手法についてもお話しました。


テーマ③
~人事評価制度の導入~

このテーマでまず最初に話したのは、カレー作りを例にした人事評価制度の失敗例と成功例です。
五味田氏曰く、『美味しいカレーを作るための材料、手順が決まっていれば【その通り作成したか】【結果として美味しかったか】の判断が出来ます。逆に言うと、それが決まってい
なければそもそも評価することが出来ません。』
という事です。
つまりこれは、タスクの定義、そしてプロセス管理の手法がないと評価はできないよという事になります。
但し、質問にもあったように多くの日本企業ではそもそもタスクの定義がなかったり、上司が部下の業務を理解していない(必要ないと考えている)ことが多いです。なので、当然評価はできませんし、目標設定すら危ういくらいだと考えられます。
このテーマでは、評価の前にやらなければならない本当の業務が多くの方に知ってもらえたのではないかと思います。